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商標キーワードPPCで誘導率が低い!6つの原因と対策について

「PPC広告をクリックしてLPにアクセスしてきた人のうち、アフィリエイトリンクをクリックした割合」を誘導率といいます。

誘導率

アフィリエイトリンクのクリック数÷広告のクリック数×100

ここでは、誘導率が低い場合にぼくがおこなっている原因の探し方と改善の方法について書いていきます。

誘導率が低い原因と対策については、商標キーワードの場合と関連キーワードの場合とで分けて考えています。それぞれ、適切な誘導の仕方が異なるためです。

ここでは、商標キーワードPPCで誘導率が低い場合に、ぼくがおこなっているメンテナンスの方法を書いていきます。

(関連PPCの誘導率の別記事にリンク)

商標キーワードPPCで誘導率が低い7つの原因
  1. LPに余計なコンテンツを詰めている
  2. 広告文とコンテンツがマッチしていない
  3. お得感を打ち出せていない
  4. 別の意図でクリックされてる(同名の別商品がある)
  5. 別の意図でクリックされてる(別シリーズが存在する)
  6. 別の意図でクリックされてる(商品名に固有さがない)

1.LPに余計なコンテンツを詰めている

商標キーワードでPPCアフィリエイトをおこなう場合、余計なコンテンツをつめすぎるのは誘導率を下げる要因になります。

その商品をすでに購入する意欲のある人をターゲットにするので、簡潔に「購入はこちらですよ!」ということを提示するだけでいいんですね。

その商品について知っている人に対して、「この商品のメリットはこうこうで、他の商品よりこういうところが優れていまして、この分野ではこのような評判を獲得していて・・・」って、クドクドと説明するのは逆効果です。

もう知っているんだから。

説明やスペックばかり並んでいて、どこをクリックすれば購入ページに行けるのかわからないページは離脱されてしまいます。

対策:LPをシンプルにする

このケースの対策としては、LPをシンプルにする。それだけです。

余計な文言は省き、わかりやすいようにアフィリエイトリンクを設置するだけです。

ただし、きちんと無駄キーワードの除外ができていて「購入意欲の高い人」を集められていることが前提です。

シンプルにしすぎるとコンテンツ内容が薄くなるので、審査に通らなくなる心配をする人もいると思いますが、これについては別の記事に書きますがまだまだシンプルなLPで出稿することは可能です。

審査対策のために無駄にコンテンツをつめこむ必要はないと考えています。

2.広告文とコンテンツがマッチしていない

せっかく広告をクリックされてLPに訪れてくれたのに「なんか違う」と思われてしまうと、即離脱されます。

なんか違う

なぜこう思われるのかというと、「広告文とコンテンツの内容がマッチしていないから」です。

広告文には「夏のキャンペーン実施中!」って書いてあるのに、LPでは「クリスマスキャンペーン」の内容が書いてあるとか。

広告文には「最安値はこちら!」と書いてあるのに、LPではその根拠が示されていなかったりとか。この場合だと比較コンテンツがあれば「最安値を伝えるコンテンツ」としての体裁を保てますね。

そんな感じで、ユーザーは広告文を見て広告をクリックしているんですから、その期待に応える内容にしていなければいけません。

対策:広告文とLPの内容をマッチさせる

対策としては、広告文の内容とLPの内容を合わせるだけです。

そう考えると単純で簡単なことなんですが、よくあるのが「途中でLPの内容を変更したけど、広告文はそのままだった」というパターンです。

LPの内容を変えたのであれば、それに合わせて広告文も作り変える必要がありますよね。

このように、商標PPCとはいえ「ユーザーの購入までの流れに一貫性を持たせる」という視点を常に持っておくことは大事です。

商標PPCの作業としては量産することが多いでしょうし、ルーチン的というか機械的な作業の繰り返しになってしまいがちですが、だからこそユーザーの立場になって「流れに違和感がないか?」と考える必要があります。

微細な部分かもしれませんが、そういったところを改善するだけでも誘導率を上げることができるはずです。

3.お得感を打ち出せていない

お得に買えるのはどこか?
どうせ買うなら損したくない

商標キーワードで検索する人は、このようなことを考えている可能性が高いです。

すでに買うことは決定済みで、あとはどこで買うか、どのように買うかを調べている段階ですね。

であるならば、商標PPCでぼくらがやるべきことは「お得に買えるのはココ!」と教えてあげることです。その根拠や理由を添えて。

それができていないと、LPに訪れても離脱されてしまいます。Amazonや楽天を探しに行くでしょう。

自分が何か買おうと思った時にどういう意図を持ってどう行動するかと考えてみてください。普通ならAmazonや楽天で買おうと思いませんか?

1クリックで決済できるし、配送も早いし。Amazonプライム会員だったら翌日に商品を手にすることができるわけです。

対策:お得感を打ち出す

Amazonや楽天に流させないようにするには、よっぽどな理由を示してあげる必要があります。それが商標PPCアフィリエイトの役目ではないかと思っています。

Amazonや楽天で買うよりも、こっちの公式サイトから買ったほうがお得ですよ!
特典がついてきますよ!
送料無料ですよ!
初回購入無料ですよ!
返金保障付きですよ!

というように、「公式サイトから購入するべき理由」をきちんと伝えることが大事です。

もっとも、ぼくはこのようなことは案件選定の時点で考慮します。

どう考えてもAmazonや楽天で買ったほうが得だと思われる商品は、扱わないということですね。どうやったってお得感を打ち出せないんですから。

(Amazonや楽天を除外設定するかの別記事にリンク)

4.別の意図でクリックされてる(同名の別商品がある)

商標キーワードPPCでよくある落とし穴が、アフィリエイトしようとしている商品と同名の「まったく別の商品」を探している人に広告をクリックされている、というやつです。

たとえば「ハイネス」というワキガ用のデオドラントクリームがあるんですが、同じく「ハイネス」という名前のキャラクターが存在します。星のカービィのキャラクターです。

これを「ハイネス」というキーワードで出稿したとすると、星のカービィの「ハイネス」のことを調べようとしている人に対して広告を表示してしまうことになります。

そんな人に広告をクリックされても、デオドラントの「ハイネス」を購入されるわけがありませんよね。

そもそも「ハイネス」は商標リスティングNGなので出稿キーワードとして扱えませんが、例えとしてわかりやすいので挙げました。

5.別の意図でクリックされてる(別シリーズが存在する)

マイナチュレ

6.別の意図でクリックされてる(商品名に固有さがない)

「固有名詞感」がない
その商品だけしか指さないような固有のネーミングかどうか

「KOMBUCHA」という商品

商品名だけど
「コンブチャ」という普通名詞がある

商品名と思っていたらブランド名だった

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