PPC実践記

買取関連PPCのテコ入れ。ターゲット像を意識した文章に書き直し

SY(@100manconsul)です。

先日の記事でも書いたように、5月はとある買取案件の関連キーワードPPCでぼちぼち成果が出始めました。

買取案件で9万2304円の成果。そのためにおこなったことや工夫したこと数か月ほど前に「買取ジャンルでの関連PPCアフィリエイト」に挑戦しましたが、中途半端なところで終わってしまいました。 http:/...

・・・が、まだまだ改善の余地があります。

  • 誘導率:10~15%
  • 成約率(CVR):4~5%

これ、もうちょっと上げたいところです。特に誘導率がかなり低いので、せめて30%ぐらい欲しいなと。

そこでテコ入れの課題として挙げたのが「ターゲットを意識してコンテンツを書く」ということです。

買取ジャンルはターゲットを意識して書く必要がない?

偉そうにこっちの記事「関連キーワードはターゲットを明確にしないといけない!」とか書いておきながら、今回の買取案件のでは全然明確にしていませんでした。笑

PPCアフィリエイトの関連キーワードはどこから拾う?ページ構成は? PPCアフィリエイトで関連キーワードの手法に取り組むとき、 「キーワードはどこからどうやって拾えばいいの?」 って悩んでしまうこ...

それには理由があって、買取ジャンルというのはターゲットを意識してコンテンツを書かなくても、キーワード選定で「購入に近い層」を集めさえすれば成約させやすい・・・って考えてるからなんですね。

論理的に比較コンテンツを書いたりするだけで、ある程度は成約に結びつく・・・買取ジャンルってそういうところがあるのかなと。

無料申し込みをするだけなんで、アクションに対するハードルが低いですからね。

事実、ターゲットを明確にして書いていなくても成約率は5%ほど出ています。公式サイトに20人流したら、1件成約するという確率です。


だからと言って、

「ターゲットを意識して書かんでも成約するやん。ラッキー!」

って甘えるんじゃなく、

「ターゲットを意識して書いたらさらに良い成果が出るのでは?」

って考えることにしました。それによって、特に誘導率の改善につながることを期待しています。

1.ターゲット像を明確に設定

まず次のようなテンプレートに沿って自分に質問し、ターゲットを明確にしていきました。

ターゲット像
  • 性別
  • 年齢
  • どんなことで悩んでいる?(概要)
  • どんな困った状況?どんな段階?
  • なぜ解決しようとしている?目的は?どうなりたい?
  • どこで使う?
  • どのように使う?
  • いつ使う?時間・期間

ただ書き出していくだけではなく、

「なぜ悩んでいるのか?なぜそうなりたいのか?なぜ?なぜ?」

と追求してどんどん深堀りすることで、ひとつひとつの言葉の定義を具体的にしていきました。

さらに怒り・悔しさ・悲しさなどの感情を想像しながら練り上げていきました。

2.ターゲットの行動を想定

ターゲット像を明確にしたら、次は「そのターゲットがどのような行動を起こしてきたか」を想定しました。

ターゲットの行動
  • どんな行動をしてきた?
  • 新規orスイッチング?
  • なぜスイッチングしようとしている?どんな失敗?どんな経験?どんな後悔?
  • 何と比較している?今まで使っていたもの?ライバル商品?
  • 何を信じていて、何を疑っている?
  • 何をやりたくない?何が面倒?手間?苦痛?(どのような性格・状況に起因しているか)

ターゲットが自分のコンテンツに訪れるまでに、様々な行動をしたり検索をしたり感情の動きを経験しているはずなんです。

それを具体的に想定することにより、ターゲット像をさらに明確にしました。

3.ライティングに使う言葉を洗い出し

そしてどんどんターゲット像が明確になってきたら、「コンテンツにどのような言葉を使えば刺さるのか」を考えながら洗い出していきました。

ライティングに使う言葉
  • 結論(伝えたいこと)
  • 与えたい気づき「このままでは損してしまうのか、恐ろしい」「これで解決できるのか」
  • フックキーワード
  • ベネフィット
  • 安・楽・短・誰でも
  • アクションを起こすことへの言い訳を代弁してあげる

ターゲットを明確にすることで彼らの生活背景が見えてくるので、そこから得た言葉をフックキーワードとしてコンテンツ内に散りばめます。

それによって「これはまさに自分のことだ!」と思わせることができます。

あとはターゲットが表面的に言語化できていない潜在的な本音などをこちらが代弁してあげることができます。

「つまり、こういうことですよね?」と、先回りして提示してあげる。ターゲットが抱くであろう疑問や反論を先に予想し、潰していくコンテンツを作ることができれば、クロージングの確率が高くなると思います。

コンテンツがめちゃくちゃ書きやすくなった

こうやってターゲットを明確にした後で文章を書くと・・・

めちゃくちゃ書きやすい!

ビックリするぐらい書きやすくなりますし文章が生々しくなることを実感します。

「どんなコンテンツを書いたらいいかわからない」という人は、きっとターゲットが見えていないんですよね。「顔も人となりも知らない人に対して手紙を書け」って言われても無理じゃないですか。

何を書いたらいいのかわからなくて当然です。

今回、

  1. ターゲット像を明確に設定
  2. ターゲットの行動を想定
  3. ライティングに使う言葉を洗い出し

といった順で作業をしましたが、目的はあくまでも3番の「ライティングに使う言葉を洗い出し」です。

これが誘導率や成約率に直結することになるので。そのために「ターゲットを明確にしよう」ということなんですね。

さて、これで誘導率と成約率がどう変化するか?検証するのが楽しみです。

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