PPC実践記

PPCアフィリエイトで買取ジャンルに挑戦【3.テスト出稿の検証】

PPCアフィリエイトで買取ジャンルに挑戦【2.テスト出稿】の続きです。

とある買取案件で、販売ページなどから固有名詞を抜き出しまくり、それに「買取」「売りたい」などのキーワードを掛け合わせて1600個ほどのキーワードを作成。

それらのキーワードを入札単価30円で登録しました。

ここまでが前回でおこなったことです。このテスト出稿の結果や、いかに?

状況:なかなかインプレッションもクリックも発生しない

さて、広告を回して1日ほど様子見。

これだけの数のキーワードを入札しているにもかかわらず、ほとんどインプレッションもクリックもなし。

インプレッションを増やすべく、入札単価を40円、50円、60円と段階的に上げていきました。数時間ごとに様子を見ながらです。

それにより、多少はインプレッションとクリックがされるようになりました。

検証:この時点での気づき

キーワードの競合が多い

広告を表示させるために50円とか60円もかかるということから、キーワードの競合が多いということが推測されます。

関連キーワードでやるなら、もうちょっとクリック単価は抑えたいですね。品質スコアが上がっていたらクリック単価を下げられる可能性はありますが。

ちょっとこのキーワード群で利益を上げるのは難しそうという印象です。

検索需要が少ない可能性

ここまで入札単価を上げたにもかかわらず、なかなか広告が表示されないということから、そもそもこれらのキーワードの検索需要が少ないのか?という感じもします。

1600個もキーワードがあったらひっかかるキーワードがいくつかあってもおかしくないと期待していたんですが、ダメでしたね。

やってみないとわからないもんです。数日、数千円でこんな感じでテストできることに感謝。

考察:広告が表示されない理由について

先ほどの検証結果から、広告がなかなか表示されない理由を推測してみました。

  • そもそも検索需要が少ないから
  • キーワードのマッチタイプが狭すぎるから

この2つのうちのどちらかではないかと考えました。

そもそも検索需要が少ないのであれば諦めて他のキーワードで取り組もうと思いますが、もしかすると検索需要はあるけど「キーワードのマッチング設定」が「実際の検索語句」とうまく噛み合っていないために、広告表示の機会を損失しているだけなのかもしれません。

フレーズ一致で出稿しているので、キーワード表示の門が狭くなっているのではないか?という可能性ですね。

これをたとえば部分一致で出稿すれば、表記揺れなどを幅広く補って広告を表示させることができるかもしれません。検索需要があるのであれば。

それでもインプレッションが少なければ、「そもそも検索需要が少ない」という結論を導き出すことができそうです。

仮説:部分一致でインプレッションが増えるか

先ほど立てた「キーワードのマッチタイプを広くすれば広告を表示させられるかも」という考察を検証するために、「フレーズ一致」で出稿していたキーワードをすべて一括で「部分一致」に変更しました。

入札単価は、50円。早くデータを集めるために、あえて最初から多めに設定しました。リスクありますがモタモタしたくないので。

状況:買取に関するクエリは拾えない

部分一致に変更して数日様子を見ましたが、インプレッションや広告のクリックがわずかに増えたものの、こちらが意図する「買取」に関するクエリはほとんど拾えませんでした。

かなり成約から遠いキーワードばかりが集まりました。やっぱり部分一致は解釈が広すぎて無駄クリックが多く発生します。

検証:やっぱり検索需要が少なかったか

これはあかん感じです。検索需要が少ないと見て良さそうです。

1600ものキーワード群の検索需要が少ないということがわかったので、これらのキーワードは一旦停止させて次の作戦に移ります。

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