PPCノウハウ・思考

PPCアフィリエイトの関連キーワードはどこから拾う?ページ構成は?

PPCアフィリエイトで関連キーワードの手法に取り組むとき、

「キーワードはどこからどうやって拾えばいいの?」

って悩んでしまうこと、ありますよね。

これって、「キーワードのことばかり考えてるからキーワードが見つからない」んですよね。

ぼくが関連キーワードを探すときに大事にしていることは、

ターゲットの明確化

これです。キーワードを探すためだけではなく、集客の面でも、コンテンツ作成の面でもこれが大事になってくると考えています。

ここではそのことについて書いていきます。

関連キーワードと商標キーワードのターゲットの違い

ぼくがなぜ関連キーワードPPCで「ターゲットの明確化」を重視しているかという話をする前に、まず関連キーワードと商標キーワードとでは「狙うべきターゲットの種類がこんなにも違う」ということを説明しておこうと思います。

商標キーワードのターゲット

PPCアフィリエイトを商標キーワードでおこなう場合は、キーワードや広告文、LPの内容についてはほとんど考える必要がありません。自動的に決まってきます。

商標キーワードで狙うターゲットは、「その商品のことを知っており、購入する意欲が高い人」だからです。

商品名やサービス名はすでに知っていて、あとは「どこで買おうか」「最安値はどこの店かな」といったことを調べたくて、検索窓にその商品名を打ち込んでいる人をターゲットとするわけですね。

我々がその商品の情報をわざわざ教えてあげなくても、彼らは勝手にその商品をネットで探して購入するでしょう。

そこでわざわざ教えてあげるのが商標キーワードPPCです。

彼らが商品を買うのを指をくわえて眺めているのではなく、「いっちょ噛み」して販売者から報酬をぶんどるのが商標キーワードPPCアフィリエイターです(販売者にとっては、もはや害虫以下の存在)。

我々がおこなう作業はいたって簡単です。

広告に入札するキーワードは「商品名そのもの」ですし、広告文やLPの内容も「こちらから買ったらお得ですよ」ということを知らせるだけです。

基本的に、公式サイトに書いてあることをわざわざ書くだけです。

細かい商品説明は、基本的に書く必要がありません。もうすでにその商品のことを知っている人をターゲットとするからです。

これがぼくが考える「商標キーワードPPC」のターゲット像と、それを狙うPPCアフィリエイトのざっくりとした全体像です。

関連キーワードのターゲット

対して「関連キーワードによるPPCアフィリエイト」は、商品名やサービス名以外のキーワードで集客し、成約させなければいけません。

基本的には「アフィリエイトしたい商品やサービスのことを知らない人」をターゲットにします。つまり、その案件までの距離が遠い人になります。

多くの場合は、その商品を使うことで「解消できる悩み」「達成できる願望」などを、関連キーワードとして扱うことになると思います。

  • 悩み・症状系キーワード(脚が太い、頭が薄い、色黒 etc.)
  • 願望系キーワード(痩せたい、美白、髪の毛フサフサ etc.)
  • アクション系キーワード(使いたい、売りたい、行きたい etc.)
  • ジャンル名キーワード(ダイエット、酵素ドリンク、脱毛 etc.)

こんな感じで、「何らかの悩みや願望を持っている人」をターゲットとし、「それを解決する方法、叶える方法はコレですよ」というように教えてあげる必要があります。

なので、どんなキーワードを選ぶか、広告文やLPにどんなことを書くかなど、かなり頭を使わなければいけません。

ターゲットの属性や検索するときの状態や考えなどが、商標キーワードPPCのときと比べて随分違ってくるのがわかると思います。

関連キーワードの壁

さて、「商標キーワードと関連キーワードで狙うべきターゲットが違う」ということを説明したところで、いよいよ本題に入ります。

商標キーワードPPCなら、その案件の公式ページに書かれていることをコピペしたり写真を持ってきて貼るだけで売れるサイトが出来上がるわけですが、関連キーワードではそうはいかないんですね。

それは、先ほど説明した「関連キーワードで狙うターゲットがどういう人か」というのを見てもらえればわかると思います。

関連キーワードでPPCアフィリエイトをしようとすると、大体次のような壁にぶつかります。

関連キーワードの壁

  • ありきたりなキーワードしか見つからない
  • LPや広告文にどんなことを書けばいいかわからない


順に説明していきます。

ありきたりなキーワードしか見つからない

関連キーワードは、紹介したい案件の商品名を使わずに広告を出すことになります。よくあるやり方として「ジャンル名」をキーワードとして出稿するというのがあります。

たとえば、

  • ダイエットサプリ おすすめ
  • 育毛剤 最安値
  • 引っ越し 東京 比較

こんなキーワードです。

これらのキーワードはたしかに検索需要も多いでしょうし、関連キーワードの中でも成約に結びつきやすい部類に入ります。

ですが誰でも思いつきくキーワードですし、PPCアフィリエイターだけでなく企業もバンバン広告を出していたりして、ライバルだらけです。

なのでクリック単価も高くなってしまうので戦えません。ぼくはやりません。

LPや広告文にどんなことを書けばいいかわからない

そして、仮に良さげな関連キーワードが見つかっても「広告文やLPをどう作ればいいかわからない」ということもよく起きてしまいます。

商標キーワードであれば画像と簡単な説明とアフィリエイトリンクを設置するだけというシンプルな構成でも稼げていたわけですが、関連キーワードとなるとそれでは稼ぎにくくなります。

成約からの距離が遠い人をターゲットとするので、商品やサービスまで誘導するコンテンツを作成する必要が出てきます。

関連キーワードの壁を乗り越えるためには?

関連キーワードの壁

  • ありきたりなキーワードしか見つからない
  • LPや広告文にどんなことを書けばいいかわからない


これらの「関連キーワードの壁」。

これは「キーワードを起点としている」故に起こってしまう罠だと、ぼくは思っています。キーワードしか見ていないから、その他の作業に迷いが出てしまうんですね。

じゃあどうすればいいのか?ということになりますが、ここでぼくが出した答えが「ターゲットを明確にする」ということです。

関連キーワードのコツは「ターゲットの明確化」

ターゲットを明確にすることで、

  • ライバルが見つけていないキーワード
  • 企業も目を付けていないキーワード

が見つかりますし、同時に「どのようなコンテンツを書けば良いのか」も明確になります。

では、なぜそうなるのかを説明していきます。

検索する人は誰か?どんな人か?を意識する

「ターゲットを明確にする」ということは、「検索窓にキーワードを入力する”人”を強く意識する」ということです。

ぼくらはキーワードを探すとき、キーワードしか見ていませんが、それは実は遠回りだし効率が悪いんですね。

キーワードを入力しているのは生身の人間です。キーワードの手前には人が存在しているわけです。

成約を狙うなら、「そのキーワードをどんな人が打ち込んで検索するのか」ということを考える必要があります。

商標キーワードであればあまり必要ないと思いますが、関連キーワードでアフィリエイトをする場合はこの考えが重要になります。

「ターゲット」と「公式ページ」の間に橋を架ける

誰が検索するのか?どんな悩みを持った人が検索するのか?というようにターゲットの存在を強く意識することによって、ぼくらが作るべき「キーワード」「広告文」「LP」の役割がハッキリします。

それは、

「ターゲット」と「公式ページ」の間に架ける橋

ということです。ターゲットのために橋渡しをしてあげるのが、本来のアフィリエイターの仕事です。

ターゲットにふさわしい橋を架けてあげる

で、ここからです。ターゲットによって「ふさわしい橋」は違ってきます。

  • AさんにはAさんが渡りやすい橋を、
  • BさんにはBさんが渡りやすい橋を、
  • CさんにはCさんが渡りやすい橋を、

それぞれ架けてあげる必要があります。ターゲットによって悩みの深さや属性や背景が違うので、最適な橋というのも変わってきます。

なので、どんな橋を作ればいいかを考えるためには、まずターゲットのことをよく知る必要があります。これが「ターゲットを明確にする」ということです。

  • 何を知っているか
  • 何を知らないか
  • どんな悩みを抱えているか
  • どんな経験をしてきたか
  • どんな情報を与えれば喜ばれるか
  • 年齢、性別などの属性

こんな感じでターゲットの背景や状況を細かく設定していくと、架けてあげるべき橋(入札するキーワード、広告文、LPの内容)がわかってきます。

そこに悩んでいるなら、こういう橋が必要だろう。そのような経験をしてきたなら、こっちの橋のほうが渡りやすいだろう。という感じですね。

ユニークでライバルが少ないキーワードが見つかる

「どんな橋を架ければ良いかがわかる」ということは、

  • どんなキーワードで入札すれば良いか
  • どんな広告文で出稿すれば良いか
  • どんなLPの内容を書けば良いか

がわかるということです。

想定したターゲット像が具体的になっていれば、キーワードも広告文もLPの内容も具体的になりますし、ユニーク(個人的)なものになります。

極めて個人的なキーワードは他のアフィリエイターや企業なんかも目をつけていなかったりするので、ライバルがいない検索市場で勝負することができるということです。

具体的にどうやってターゲットを明確にする?

ここまでの説明で、ターゲットを明確にすることで

  • ライバルがいないキーワードが見つかる
  • 広告文やLPの内容も具体的になる

ということがおわかりになったのではないかと思います。

が、あくまでも理屈を並べただけなので「じゃあ、実際にどうやってターゲットを具体的にすればいいの?」という疑問もあるかと思います。

ここからは具体的な話をしていきます。

ターゲットを明確にする手順

全体像の説明、図解

1.案件のリサーチ

ターゲットを明確にするためには、まずそのターゲットがたどり着くゴールである「アフィリエイトしたい案件」自体についてよく理解しておく必要があります。

関連キーワードの場合は、普通は「その案件のことを知らない人」をターゲットに設定することになります。

報酬を得るためには、ぼくたちがターゲットをその案件に誘導しなければいけないわけですよね。

であれば、それがどんな案件なかわかっていなければどうやって連れて行けばいいかわからないし、そもそも「誰を」連れて行くべきなのかも曖昧なままになってしまいます。

なので、まずは「案件に対する徹底的な理解」が大事になってきます。

案件の公式サイトをよく読む

案件に対して理解するためには、てっとり早いのはその案件の公式サイトをよく読むことです。

  • その案件を利用することで、どんなメリットが得られるのか?
  • その案件を利用することで、どんな未来を得られるのか?
  • その案件を利用することで、何ができるのか?
  • その案件を利用することで、どんな苦痛を和らげられるのか?
  • その案件を利用しないといけない理由は?
  • その案件が競合案件と違う点は?優れている点は?

こういったことを調べていきます。それがターゲット像を明確にする助けになりますし、コンテンツに何を書くか、どのような訴求をするかということのヒントにもなってきます。

2.ターゲットのリサーチ

アフィリエイトする案件についてリサーチして理解を深めたら、次におこなうのはいよいよターゲットのリサーチです。

ターゲットのリサーチは、主にYahoo!知恵袋やtwitterなどのSNS、オーガニック検索などでおこないますが、まずはリサーチをおこなう元となるキーワードを用意する必要があります。

キーワードを抜き出す

ぼくはこれらの方法でキーワードを抜き出しています。

  • 公式サイトからキーワードを抜き出す
  • 類似案件からキーワードを抜き出す
  • ジャンル名で検索してキーワードを抜き出す

順に説明していきます。

公式サイトからキーワードを抜き出す

先ほどの「案件のリサーチ」で公式サイトを読むとき、同時にキーワードを抜き出しておくと効率が良いです。

  • 悩み系キーワード
  • 成分名キーワード
  • 症状キーワード

など、様々な種類のキーワードが拾えると思います。

公式サイトからキーワードを抜き出すコツは、「5W1Hを意識して読む」ということです。

ぼくはこれらのキーワードをそのまま関連キーワードとして使うのではなく、「ターゲットのリサーチのための材料」として使っています。

そのまま関連キーワードとして使おうとしても、そのキーワードを検索窓に打ち込むターゲットのことがわかっていないと、どんなコンテンツを書くべきかわからないからです。

また、「公式サイトから関連キーワードを拾う」という手法は定番になっていて多くの人が実践しているので、そこで見つけたキーワードはライバルがすでに使っていて旨味がない可能性があります。

類似案件からキーワードを抜き出す

また、「公式サイトから関連キーワードを拾う」という手法は定番になっていて多くの人が実践しているので、そこで見つけたキーワードはライバルがすでに使っていて旨味がない可能性があります。

なので、そのジャンルの類似案件や競合案件の公式サイトをチェックします。

ジャンルが同じなので、アフィリ案件にも使えるキーワードが見つかる可能性があります。

 

ジャンル名で検索してキーワードを抜き出す

 

抜き出したキーワードをもとに

 

注意

成約に近いターゲットを想定する必要がある

成約に近いターゲットを想定する必要があります。ターゲット自体が成約から遠いと、そこから導き出されるキーワードも成約から遠くなってしまう

特にPPCアフィリエイトの場合は広告費がかかるので、極力

検索数

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